「難聴児療育システムの構築―新生児期(新生児聴覚スクリーニング,先天性サイトメガロウイルス感染症含む)―」日耳鼻会報

9月 7, 2022 in お知らせ, 論文紹介

神田 幸彦・吉田 晴郎・佐藤 智生・小路永聡美・木原 千春・北岡 杏子・熊井 良彦・髙橋 晴雄:
「第121回日本耳鼻咽喉科学会総会シンポジウム」難聴児療育システムの構築 ―新生児期(新生児聴覚スクリーニング,先天性サイトメガロウイルス感染症含む)―. 日耳鼻124:1262-1269, 2021
が刊行されました。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jibiinkotokeibu/124/9/124_1262/_pdf

両側人工内耳の論文が出されました 〜両側人工内耳の現状と未来〜

6月 10, 2020 in お知らせ, 論文紹介

日本耳科学会シンポジウムで報告した内容に基づいた、人工内耳に関する論文を紹介します。

詳しくはこちら(J-STAGE)

PDFをダウンロード

神田幸彦:「両側人工内耳の現状と未来」, Otology Japan, 29(1), 29-34, 2019

論文「2016年度における人工内耳装用児の通常学校進路状況とそれに影響する因子について」

5月 19, 2019 in 論文紹介

昨年のAudiology Japanに掲載された人工内耳関連の論文について紹介します。
1988年長崎で人工内耳小児の手術がスタートし、2016年9月まで,当施設に術後(リ)ハビリテー ションのため通院されている人工内耳小児の在籍学校,療育機関を調べました。
就学児以上の小児は202名で,通常学校進学者は144名であり,インテグレーション率は71.3%でした。
インテグレーション率は近年ほど高く,最近約6年間のインテグレーション率は80〜90%でした。
これは海外の人工内耳先進国における通常学校進学率のデータに近い結果です。
通常学校に進学し在学し続ける要因についてもデータ解析を行いました。
また、これまで人工内耳装用小児のために、通常学校や、ろう学校、特別支援学校に150校以上訪問して来ましたが,その経験から人工内耳装用児における学校教育上、重要な点について考察を加えています。


詳しくはこちら(J-STAGE)
PDFをダウンロード

神田幸彦:「人工内耳装用児の通常学校進路状況とそれに影響する因子について」, Audiology Japan, 61(4), 277~286, 2018

論文 補聴器の進歩と聴覚医学「補聴器の歴史と変遷―最新補聴器の紹介―」

9月 19, 2018 in 論文紹介

昨年のAUDIOLOGY JAPANに掲載された、補聴器に関する論文を紹介します。
当院で扱っている主要メーカーの補聴器が、どのように変遷・進歩してきたかを、筆者が補聴器外来2,468名の臨床から得たデータと経験を踏まえて解説しています。

詳しくはこちら(J-STAGE)

PDFをダウンロード

 神田幸彦:「補聴器の進歩と聴覚医学『補聴器の歴史と変遷―最新補聴器の紹介―』」, AUDIOLOGY JAPAN, 60(2), 121-128, 2017