ヘレンの会

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聴覚障害児支援中核モデル事業研修会・長崎へレンの会報告(資料)(2024.3.18更新)

ヘレンの会1 ヘレンの会2

2024年2月23日に行われました、長崎県聴覚障害児支援中核モデル事業研修会 および 長崎ヘレンの会 には130名を超える多くの方々にご参加いただきまして誠にありがとうございました。

講演の先生方、長崎ヘレンの会メンバーで人工内耳成人となった方々による座談会の皆さんの熱きトークも「素晴らしかった!」の声も多く好評でした。また人工内耳装用ミュージシャンとご友人のバンドの皆さんによる音楽会も素晴らしく多くの観客の方々がスイングされていました。感謝申し上げます。準備に携わった長崎県聴覚障害児支援中核モデル事業の方々、出展、展示を行なっていただいた方々、UDトーク、手話通訳の方々、長崎県障害福祉課・こども家庭課の方々、長崎県議会議員ご来賓の方々にもお礼を申し上げます。

その際にご要望がありました、講演会の資料を講師の承諾を得てここに掲載します。皆様のご参考として、お子さん方の成長のために役立てていただけますと幸いです。

1. 岡山の新生児聴覚スクリーニング20年の歩み 〜難聴児をどう療育するか〜
座長:神田幸彦 先生 神田ENT医院・長崎ベルヒアリングセンター 理事長・院長

演者:福島邦博 先生 さくら会早島クリニック耳鼻咽喉科・皮膚科、キッズファースト 理事長・院長

ご講演資料

2. オーディトリーバーバル療育で聴覚障害児を育てた意義とこれからの提言
座長:田中英雄 氏 神田ENT医院 教育相談 

演者:知茶子シュタイガー 氏 声援隊代表

ご講演資料

3. 長崎の新生児聴覚スクリーニング20年の歩み 〜通常校での支援体制〜
座長:古賀涼 氏 神田ENT医院・長崎ベルヒアリングセンター

演者:神田幸彦 先生 神田ENT医院・長崎ベルヒアリングセンター 理事長・院長

ご講演資料

- 過去のヘレンの会 -

Microsoft Word - 第16回ヘレンの会(チラシ).docx

Microsoft Word - 第16回ヘレンの会(チラシ)2

長崎大学で人工内耳手術を受けられたり、当施設で(リ)ハビリテーションをおこなっているた患者さんの会に長崎ベルの会があります(現会長:山口宗一さん)。
現在、長崎大学では200名を越える方が人工内耳を受けられており(小児は120名になり)、今後も手術予定が入っています。
多くなってくるにつれ、長崎ベルの会を成人、小児をヘレンの会とする必要性が出てきました。小児の人工内耳リハビリテーションには多くの特殊性があります。
そのような経緯でヘレンの会が多くの親御さん方の要望でできました。

1回の会合で約200名近い方々が集合され有意義な情報交換を行っています。

特に小児においては、

病院や医院でみている難聴のお子さんたちは多くが親御さんと来られ難聴児が守られている、安心している様子が伺えるのですが、多数の普通学校訪問をしていて感じるのは、難聴のお子さんたちが、多くの健聴児の中で、難聴児ひとりで頑張っておられるということです。私は立派だと思います。そのような子どもたちに「ひとりではないよ、同じような仲間はいっぱいいるよ。」というメッセージを大人は示したい、そのように考えています。それを皆さんが同じ場所で感じていただきたいのです。そのような「多くの健聴児の中で、難聴児ひとりで頑張っておられる」立場のお子さんは補聴器装用児でもたくさんおられます。また、補聴器にしても人工内耳にしてもできれば同時に有益な情報を交換し合う、地域で近いお子さんがいたということに気づく、あるいは遠方でも年の近いお子さんたちと知り合えるなどを目的としている会です。補聴器の方も、人工内耳の方も、また小さい頃から難聴を有しながらも補聴器で音声言語を獲得でき、中学や高校、社会人で人工内耳をされた方やそのような補聴器の成人の方もヘレンの会の対象です。どうぞ多くの方と仲良くなられてください。