人工内耳について


-トピック-

 人工内耳の国際学会へ参加しました(2018.8.7更新)


 人工内耳とは内耳に電極を手術で挿入し、その後蝸牛神経を刺激して、脳の側頭葉の聴覚中枢を活性化し、聴こえを高めて会話が出来るようにするものです。

成人の場合
失聴期間が短い場合、比較的早めに会話聴取が可能となる場合が多くみられます。失聴期間が長い場合、定型的なトレーニング、および段階的なマッピング(機器の調整)技術が必要になります。
小児の場合
中途失聴や補聴器で音声言語を獲得し通常学級(普通学校)に通っていて聴力が進行した場合は、蝸牛神経から聴覚の中枢が形成されており、比較的早め に効果がみられます。ただこの場合でも、成人の場合よりも、より具体的なリハビリテーションカリキュラムが必要で、人工内耳を通した音声への適合が重要に なります。先天性難聴の場合は、人工内耳は蝸牛に電極を置いているだけですので、その後、音入れして(ファーストスイッチオンと外国では呼 びます)蝸牛神経らせん神経節を刺激し、蝸牛神経から側頭葉の聴覚中枢、近くの前頭葉の発語中枢などを育て、音声言語を上手に導いていく教育が必要になり ます。このハビリテーションに重要なものとして、日本耳鼻咽喉科学会では小児の適応基準の中に「聴覚を主体とする教育ができる教育期間との連携」を重要項 目として掲げられています。ご両親のご希望に応じて、長崎ベルヒアリングセンターでは、聴覚を活用し溢れるように音声言語を導くことを目的とし 「Auditory-Verbal教育」を行っています。

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