2010年(平成22年)

  • Hearing Implants:A Remarkable Past and a Brilliant Future(ドイツ、フランクフルト Frankfurt/Main、Steigenberger Airport Hotel、Germanyで開催)においてKey note lecture「My life as a surgeon with CI」の講演を致しました。人工内耳機器や手術適応、その他人工中耳や、EASライブサージェリー、リハビリテーションなどの講演も他にあり、世界は相当な早さでこの領域(難聴に対する医療)において進化している事を実感しました。
  • 12月5日、宇佐美真一教授のお招きで、日本耳鼻咽喉科学会長野県地方部会(松本市)で講演致しました。
  • 日本耳鼻咽喉科学会第24回専門医講習会のプレナリーセッション「耳鼻咽喉科と社会連携―地域における取り組みー」(広島国際会議場11/20、21で開催)において「幼児難聴(新生児聴覚検診)」で講演を致しました。
  • 日本聴覚医学会(奈良県新公会堂11/11、12で開催)において「当施設における厚労省戦略研究―聴覚分野―言語発達検査データの検討」を発表しました。
  • 日本耳科学会総会(愛媛・ひめぎんホール10/7、8、9で開催)において両耳人工内耳の成績と効果について発表しました。
  • 済生会宇都宮病院の言語聴覚士:岡崎先生が約1週間、実習に来られました。当施設のリハビリテーションの様子、システム、学会、声援隊講演など実習されました。
  • 声援隊講演会 きこう・もっと・ずっと2が長崎市で開催され多数の方々が集まり講演会・ワークショップ・懇親会・座談会が行われました。また多くの方々と聴覚活用教育の重要性、Auditory-Verbal教育の方法論などを共有しました。
  • 特殊教育学会、自主シンポジウム
    聞こえのバリアフリー~人工内耳・補聴器の選択と非選択~が行われました。
  • 2010年8月にドイツ・ビュルツブルグ大学を訪問、CHC(Comprehensive Hearing Center):大学内にある統合聴覚センター、CICS(Cochlear Implant Center Of South):郊外にある人工内耳小児(リ)ハビリセンターを見学しました。CHCは新しく大学内にできた組織で素晴らしい環境、スタッフでした。CICSも10年前に訪問した時よりも一段とグレードアップし巨大化していました。時代のニーズに合わせて、患者さんに子供たちに寄り添いながらドイツは進んでいると実感しました。ちょうどベルギーにいた聴覚仲間の鈴木先生(信州大学)、新田先生(済生会宇都宮)とも合流し一緒に見学しました。
  • 2010年5月22日、日本耳鼻咽喉科学会学術講演会総会のランチョンセミナーにおいて講演致しました。
  • 2010年4月1日?4月3日、長崎良順会館、長崎大学、ハウステンボスにおいて「長崎-ビュルツブルグ:シーボルトシンポジウム」が開催され国内外より多くの医師・オージオロジスト・教育者が参加されました。
  • 昨年12/13、2/7の2回にわけて行われた、長崎県補聴器相談医新規の委嘱のための講習会で講師を致しました。12月に応援していただいた白石君男先生、2月の隈上秀高先生、高崎賢治先生ありがとうございました。また終始準備していただいた橋本清先生;福祉医療委員長、長崎市医師会理事、多くの認定補聴器技能者の方々にも感謝します。長崎県の55名を始め、大分、佐賀、鹿児島からも多くの先生方が来られました。ありがとうございました。補聴器相談医の話題については下記HPにもあります。次回は新規は3年後に行う予定でいます。

    補聴器相談医って何?
    http://www.jibika.or.jp/hochouki/index.html

    長崎市医師会健康コラムにある長崎県の福祉医療委員会、補聴器相談医による補聴器処方箋のご利用 良好な認定補聴器技能者との連携のために。 http://www.nagasaki.med.or.jp/n-city/health/hearing_aid.html

2013年 2月 13日, カテゴリー 学会報告